「競合」となにか

リーン・キャンバスを書くときに競合という項目があると思うのだけれどそれについて書きます。

 

会社に不満があるなら社長にプレゼンすべき #BLOGOS http://blogos.com/outline/160371/

 

記事の内容の引用ですが

自分が一番注目したのが、「車を購入したときにほかのなにと比較したか」という項目なのであった。その関連項目を読み込んでいき、生の調査データも紐解くと、びっくりする事実が浮かんできました。ひとことでいうと新車と中古車のユーザーはほとんど別モンだったのであります。

 

この部分。

ユーザーにとっての「競合」とはなにか。が大変重要な部分であります。

 

だいたい2年くらいパッとしないベンチャーのお話などを聞かせていただきますと、この競合がふわふわしていたり、あるいは私の目からもわかるくらい読み違えているケースが多いです。

20万円の時計を買う層にとって「20万円の時計」と競合するプロダクトとはカシオの時計ではないのです。

宝石やブランドバッグなどです。なぜなら、「20万円の時計」は見せびらかすものであって、時間を見るものではないから。

 

競合を読み間違えているケースとしては実際にはコンビニが競合であるのに

「スーパーマーケットを競合だと理解しているケース」や、「コンビニの機能を自販機程度だと理解し、自販機を再実装するケース。(当然ユーザーは必要な品質が得られないので見向きもしない)」などがありました。